ただ夜からは雨が降り、寒くなる予報です。
昨日はサケ増殖場でサケ特別採捕者を対象にした耳石標識作業見学会を行いました。
サケ採捕者は９０人ほど。親魚の搬入が終わると増殖場に来ることはほとんどありませんが、３年目になるサケの耳石標識がどんな風に行われているか知ってもらうための企画で、１５人ほど参加してもらいました。
耳石標識とは、飼育水温を４℃ほど下げることができる装置に発眼卵を入れ、世界で決められたルールで各ふ化場に与えられたハッチコードに基づき６日間の間に水温変化のパターンを与えると、耳石に普通に飼育したものとは違う日周輪が付きます。
４年後に戻ってきたサケの頭から耳石を取り出して、その日周輪を調べると、例えば北海道で獲れたサケでも、その耳石を調べれば何処のふ化場で放流したサケか分かるという長期的な作業です。
富山漁協では放流サイズの違いによる回帰率調査を目的に行っているので、来年からの結果が楽しみです。
８時の大沢野大橋の水量は７２．８ｔ、水位は１．５３ｍ、萩浦橋の昨日の最高水温は９．１℃、今朝８時の水温は７．９℃、濁度７度、昨日の最高気温１５．３℃、今朝８時の気温は１２．７℃
lastupdate at 2017/11/29 8:34:50
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