» 水研講習会 | date : 2015/11/27 | |
今朝は雷が鳴り、荒れた天気になっています。 昨日は富山県水産研究所の講演会に参加させてもらいました。 講師は水産総合研究センター北海道水産研究所の森田さんでした。 神通川のサケに在来個体群が残っているかを調査をするために来富され、ホッチャレと呼ばれる産卵が終わって白くなったサケをタモで捕獲、脂ビレをサンプリングして、遺伝子を調べるそうです。 神通川では昭和40年代にはサケ資源が枯渇していたため、北海道から無償卵を貰い受けてふ化放流事業を行い資源を復活させましたが、そのために在来個体群とは形質が異なったサケになってきたと言われています。 今回の講演題目は「サケマス類の資源変動と自然再生産を活用した増殖事業の展開」でしたが、自然産卵魚を増やすことによって、野生魚となる資源を増大させ、サケマス増殖事業の展開を考えるという内容です。 神通川は一括のヤナ採捕ではないので自然産卵魚はかなりいるでしょうが、大変興味深い話でした。 朝8時の大沢野大橋の水量は70.7t、水位は1.52m、萩浦橋の昨日の最高水温は10.5℃、今朝8時の水温は8.9℃、濁度4度、昨日の最高気温12.5℃、今朝8時の気温は6.5℃ |
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posted at 2015/11/27 8:38:20
lastupdate at 2015/11/27 8:39:04 »category : 川の様子 【修正】 |