昨日より５ｔほど水量が減っていますが、宮川下流漁協HPのライブ映像を見ると打保ダムの放水が止まったようです。
今年からサケの稚魚に耳石温度標識を付けて放流する事業に取り組んでいます。
これは発眼（卵の中で成長して目が見えるようになる）したサケ卵に６日間で計画的に水温を下げたり、平水温に戻したり変化させることで、サケ頭部にある耳石（じせき）の日輪（毎日樹木の年輪のような筋が１本できる）を通常とは違う幅にして、由来が解るようにするものです。
この標識のコードは世界で管理されており、神通川のサケに割り振られたこのコードを勝手に変えることはできません。
この調査の目的はサケ種苗の飼育や放流方法を変えることで、回帰率にどのような影響があるかを調べるものですが、４年後に帰ってきたサケの頭部を取り、耳石を取り出して調べなければなりません。
もちろん耳石を調べるのは専門の機関にお願いしますが、これが大変な作業です。
ふ化場では１コードを付ける卵を２日間で４０万粒確保しなければならないので、そのタイミングを見計らっている所です。
朝８時の大沢野大橋の水量は３０．０ｔ、水位は１．２８ｍ、萩浦橋の昨日の最高水温は１６．９℃、今朝８時の水温は１４．７℃、濁度６度、昨日の最高気温２０．９℃、今朝８時の気温は１６．９℃
lastupdate at 2015/10/22 9:00:05
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